ずっと行こう行こうと思っていて行けてなかった、
サバンジュ美術館の「Ai Wei Wei on Porcelain」

d0162815_07264130.jpg


今月で終わってしまうので、こりゃいかんと行ってきた。


Ai Wei Wei、アイ・ウェイウェイ、中国の現代美術家です。
日本での知名度ってどうなんでしょう。
トルコではもうずいぶん有名になりましたね。
建築、映像、彫刻といろんな分野で活動しているけど
陶磁器アートを使った社会活動家、という面が僕の周りでは有名です。
一躍有名になったのはやっぱり、2010年に発表された、ヒマワリの種のインスタレーション。

磁器製の無数のヒマワリの種、中国の景徳鎮の人々と共同で制作されました。
景徳鎮って言ったらね、中国磁器の一大産地で僕ら陶芸の世界では有名どころですけど、
陶磁器に興味のある人でない限り普通あまり知りませんよね。
でもこの作品のおかげで、アイ・ウェイウェイとセットで景徳鎮という名も世に知られるようになりました。


ヒマワリの種制作のドキュメンタリーです。
面白いので観てみてください。




今回のサバンジュ美術館での展示作品もほぼ磁器。
アイ・ウェイウェイの歴史を磁器作品で辿っていくような展示会でした。
磁器作品といっても、それのみが作品というわけではなく
その作品を作った背景、それが訴えるメッセージ、その社会性が作品。

だから作品自体を鑑賞するだけではなく、
ちゃんと説明文を読まなきゃ作品の意図するものが分からない。
アルファベットを読むのが嫌いな僕にはなかなか大変な展示会でした。

そういうわけで作品写真を見るだけではあまり意味がないのだけど
せっかく撮ってきたので少し紹介。


d0162815_08011981.jpg


d0162815_21425485.jpg


d0162815_21435682.jpg

d0162815_08042657.jpg

d0162815_08155998.jpg

d0162815_21461044.jpg

d0162815_21445677.jpg


ヒマワリの種、やっと見れた。
d0162815_21462885.jpg

d0162815_21452216.jpg


d0162815_21442844.jpg

d0162815_21455468.jpg
ここは圧巻の空間だったよね。



彼のような人物は今の日本国内では出て来ないんじゃないかな。
たぶんそれは悪いことではなく、なんだかんだ言っても日本は平和だから。
でも外を見渡せば、そこはどこでも彼のような活動家が必要な世界。
そしてここトルコもそう。(すごく必要!)


ああこういう表現って面白いなって思ったけど、反面、
作品の動機である嫌な現実も目の当たりにしてちょっとへこむ。
アートってなかなか難しいね。







応援クリック、よろしくお願いします^^

にほんブログ村 海外生活ブログ トルコ情報へ



[PR]
明けましておめでとうございます。
2018年も気が向いた時にぼちぼち記事を書いていこうと思います。

BeşktaşのAkaretler Sıraevlerで開催されている、Füreya Koralの展示会に行ってきました。
Füreya Koralはトルコで最初の女性現代陶芸家で、
トルコでは陶芸界のみならず現代芸術の分野でとても重要な位置にある女性です。


実は2010年に始めたこのブログの一番最初の記事が、彼女の生誕100周年記念の陶芸展の記事でした。
懐かしい。。





それでは家族3人で会場散策。

d0162815_08365894.jpg


展示会で騒がないように、息子には風船。(道ですれ違ったおじさんがくれた)



d0162815_08473435.jpg





d0162815_08480519.jpg




d0162815_08445138.jpg





陶芸作品だけではなくて絵もあるよ。

d0162815_08372639.jpg






この鳥のオブジェはFüreya Koralの代名詞作品。

d0162815_08151073.jpg





お気に入りはたくさんのこの小さな家。
d0162815_08413773.jpg





そして注目はこれ。右の陶板。
d0162815_08412247.jpg


・・・王蟲?
と思ったらもう王蟲にしか見えない。
そうなると右下隅の模様がナウシカに見えてくる不思議。 





Füreya Koralの展示会、とっても楽しい空間です。
入場無料、今月18日まで。








応援クリック、よろしくお願いします^^

にほんブログ村 海外生活ブログ トルコ情報へ



[PR]
# by teppeiyama | 2018-01-06 22:35 | 展示会
ムスリムが多いトルコですが、もちろんキリスト教徒もユダヤ教徒もたくさんいます。
おれはブッディストだっていう男性にも会ったことあるし、実は無神論者だって少なくない。
神様は信じてる、もしくはなんとなく信じたい、でもコーランや聖書なんて信じてないよ、
そういうわりと日本人的な感覚の人も結構多いと思う。
友達の一人なんてスパゲッティモンスター教のイスタンブル支部長ですよ。
この時勢のトルコで冗談みたいだけど、ちゃんとイスタンブルで集会やってる。


よくトルコは99%がムスリムだと言われるけど、
IDカードの宗教欄にアテイストやスパゲッティモンスターとは記入できないし
まあ言うなれば波風立たないように彼らの宗教はIDカード上ではムスリムとなっている。
なので統計上は99%ムスリム、でも実情はかなり違うと思うよね。
うちの息子も出生時にお役所に勝手にムスリムにされてたし。


ちょっと話が脱線したけども、そうそう、イスタンブルには教会もたくさんあるのです。
今年のクリスマスは久しぶりにカドキョイの教会のミサに行ってきました。

d0162815_04101656.jpg


以前はあまり混んでなかったこの教会、今年は満員で外までロウソクを持った人だかりができててびっくり。
ピアノコンサートがあって、そのあとみんなで聖者の行進を歌ってきました。
牧師さんがノリノリで、さっきのは声が小さかったからもう一回!と
みんなで肩で揺らしながら楽しく歌ってきました。





応援クリック、よろしくお願いします^^

にほんブログ村 海外生活ブログ トルコ情報へ



[PR]

前回に引き続き、湿台のお話。
イラストも描いちゃって、意地でイスタンブルに広めちゃう。




応援クリック、よろしくお願いします^^

にほんブログ村 海外生活ブログ トルコ情報へ





[PR]
撮った動画に、iTunesに入れている音楽つけてyoutubeにアップしてみたら
直後に著作権法違反ということで6カ国で動画ブロックされちゃった。
あっという間に演奏者と曲タイトルまで分かっちゃうんだね、すごいなあと感心。
こういうのに市販の音楽使っちゃいけないんだ、なるほどそうかそうだろうなと勉強になりました。
なので著作権フリーの曲探してきました。
動画に合うテンポの曲を探すのちょっと苦労したけど。




トルコの人って(というか欧米の陶芸家全体的に)削りで湿台みたいなのあまり使わないんだよね。
だいたいろくろの回転板に直乗せ、粘土で固定みたいなやり方。
湿台ってこんなに便利なんだよーって教室でも教えているのだけど
やっぱりある程度練習が必要だからね、なかなか流行らないね。
でもほら、湿台使ったら作業が早いでしょっていうのをね、もう動画で見てもらおうと。
そんな気持ちで撮ってみました。
いやほんと、これトルコで流行ったら僕の功績ですよっ。






応援クリック、よろしくお願いします^^

にほんブログ村 海外生活ブログ トルコ情報へ





[PR]
一昔前はイスタンブルで陶芸教室に通ってる人って
ちょっと年配の小金持のおばさんたちが多かったけど


今はずいぶんと若い人が増えた。

d0162815_08245264.jpg


先月結婚した新婚さん。
普段はオリーブの木を彫ってスプーンなんかを作っています。
http://www.mucsatelier.com/
一度手本を見せたら、すぐにほぼ同じものを作ってしまうスーパー生徒。
この子はすごい。



d0162815_08320485.jpg


彼女は教室最年少の19歳。
高校生の頃から来ていて、今はビルギ大学の学生さん。
両親ともにお医者さんで、名門高校通ってて頭いいしこの子もその道に進むのかなと思っていたら
高校生最後の年に進路相談をされて、プロダクトデザインとか面白いと思うよって言ったら
そのままプロダクトデザインの道に進んじゃった。
とても頭がきれるので、将来が楽しみな女の子です。



生徒さん紹介でした。







応援クリック、よろしくお願いします^^

にほんブログ村 海外生活ブログ トルコ情報へ





[PR]
9月の上旬に日本からイスタンブルに帰ったあと
南エーゲ海のボドルム半島で2週間、休暇をしてきました。

d0162815_04522709.jpg



実はトルコ在住11年のくせに、初めてのエーゲ海。
波は静かで、水はきれい。
そして真っ白な街。
こんなところに住むのもいいかなあと、考えた夏の終わり。


今日イスタンブルに戻りました。
明日から陶芸教室、新シーズン。
頑張ろう!





応援クリック、よろしくお願いします^^

にほんブログ村 海外生活ブログ トルコ情報へ





[PR]
8月9日から9月4日まで、久しぶりに日本に帰ります。
前回帰国が2012年秋だったので、約5年ぶりの帰国です。

息子、初めての日本です。
飛行機の旅がちょっと心配です。
そして日本の蒸し暑さ、大丈夫だろうか。
今年のイスタンブルも相当暑いけど、日本・・・暑いだろうなあ。
いやでもどんなに暑かろうが、久々の日本、すごく楽しみです。

ずいぶん前から牧のうどんのごぼう天うどんが頭から離れない。
やっと・・・食べられる!!!








応援クリック、よろしくお願いします^^

にほんブログ村 海外生活ブログ トルコ情報へ


[PR]

蒸し暑い真夏日の夕方、息子をベビーカーにのせて近くの森に散歩に行く。
ちょっと前まで天気がよかったのに、雲行きが怪しいなあ、と思っていたら遠くの方でごろごろごろ。
ああ雷くるな、森にいくのは止めて公園にちょっと寄って早めに帰ろう。
公園に着いてボスポラス海峡を挟んだヨーロッパ側を眺めてみると・・・
ファンタジー映画でも見ているような真っ黒い雨雲。

妻から電話。
「ひょうが降るみたい、早く帰って。エディルネではひょうで何台もの車のガラスが割れたって」

ふーん、まだここの雲は明るいから大丈夫だろうけど、そういうことならじゃあ帰ろうかな。
と公園を出てベビーカーを押しながら5分も歩かないうちに、
お?お?お?お?
異常な早さであたりが暗くなった。

さっきまで海峡を挟んだヨーロッパ側を見ていたのに、今は10m先の通行人の顔も見えない!
いきなりの暗さにみんなびっくり。
あーこれやばいな、と思いながらも無事アパートの入り口に到着。
ベビーカーのベルトを外しにかかる。

コツッ
コツコツッ

あ、ひょう降ってきた、急がなきゃ。
と思ったその瞬間、

ゴツッ

ベビーカーのすぐそばにでかいのが落ちた。

うわっこれはやばい!!!!
焦ってベルトをうまく外せない。

バシッ
ビシッ
ボクッ(腰に当たる)

痛っっっ!!
え?!え?!まじなのこれ???!!!

ベビーカーから息子を剥がしとり、急いでアパートの扉を開けてすぐ閉める。

ドゴーーーーーー
扉を閉めたとたん、勢いを増して本格的に降り出した。

ゴツッ
バコッ
ベコッ
バコッ

アパートの鉄の扉にひょうがぶち当たる。
息子と僕、唖然。
アパートの階段に妻がかけ降りてくる、
僕「ベビーカー、まだ外なんだけど・・・笑」
妻「一瞬でも外に出たらダメ!!ベビーカーはあきらめて!」


バリバリバリバリッ

屋根や窓ガラスや壁にひょうがぶち当たり、アパートに轟音が鳴り響く。
窓から外を見ようにも、ひょうがガラスを突き割りそうな勢いなので近づけない。

そのまま10分、15分。
ようやく勢いが収まってきた頃、ベビーカーの様子を見に外に出る。
扉を開けて目に入ったのは、アパート1階にある美容室の砕かれ落ちた看板。
ベビーカーを探すもどこにも見当たらず。道路は洪水のような水の流れ。
もしかして流された?と思って肩を落としていると、
美容院のおじさんが「ここ、ここ」と声をかけてきた。
振り向くと、美容院の中にベビーカー!
「いやあ間一髪だったね君たち」
おっちゃん、ありがとう!!
看板、ゲチュミシュオルスン・・・

アパート周辺を見てみたら、2台の車のフロントガラスが割れていて人が集まってる。
僕らの車はガラスは割れていないものの、屋根やボンネットに小さなでこぼこが見える。
ひょうの威力、すげえ。


家に戻ってバルコニーを見てみる。

d0162815_05321831.jpg

愛用のイス・・・長い間お疲れさまでした。



サボテン。

d0162815_05324838.jpg

だ、大丈夫ですか・・・?
バルコニーにあった植物は軒並みひょうにずたずたに・・・。



バルコニーで拾ったひょう。

d0162815_04213840.jpg

ある程度溶けてしまってこの大きさだからね。
こんなのが猛スピードで落ちてくるんだから、ほんと危なかった。
息子とベビーカーで歩いている時にひょうが降っていたら・・・。
もしあと1分、いや30秒アパートに着くのが遅かったら・・・。




嵐の様子。


※1:27の降り方がちょうど僕らが経験した感じ。小さな隕石だよもうこれは。
※0:45の人は遊んでいるだけです、ご心配なく。トルコ人のこういうとこホント好き。
※2:49からの動画、何倍速なのか分からないけど、車の流れの速さからして数分の動画だよね。
ホントそれくらいの短い間に突然真っ暗になって嵐が来た。


いやあ自然って時々とても怖いね。
そうそう、昨日40歳になりました。





応援クリック、よろしくお願いします^^

にほんブログ村 海外生活ブログ トルコ情報へ


[PR]

僕が使っている削り用のカンナは基本的にこれです。
d0162815_06524971.jpg


いろいろなモデルのカンナ使ってみたけど、これが僕の中で一番使いやすいモデル。



長く使っているとこんなふうに細くなって最終的にはポッキリ折れる。

d0162815_06591787.jpg


消耗が早いのは、使用頻度の高い90度に角ばったところ。



陶芸教室の生徒さんにもこのモデルを使わせているし、刃の消耗もなかなか早いので
常にある程度の数のカンナをストックをしているんだけど、長い間陶芸ショップに在庫がない。


近年のドル高リラ安による顕著なインフレのせいで陶芸用品の値段高くなっていて
カンナをストックするのもけっこう懐が痛むことだし、そもそも在庫がないということなので
そんならと自作に挑戦。



思い返せばそもそも学生時代はカンナは自作だった。
d0162815_07094395.jpg

これは磁器削りには良かったけど、陶器には向いてないかなあ。
こちらではほぼ陶器しか作らないので、自作するなら普段使っているモデルに近いものを作りたい。



ということで、できあがったのがこちら。
d0162815_07191550.jpg

上がオリジナルで、下が自作カンナ。材料は傘骨です。
オリジナルの刃と比べると2倍幅があるので使い方に慣れが必要だけど、なかなかうまく削れます。



長くなるのでこちらでは省略したけど
トルコ語ブログに写真で制作過程を詳しく説明しています。











応援クリック、よろしくお願いします^^

にほんブログ村 海外生活ブログ トルコ情報へ





[PR]