2011年 07月 16日
土と金槌と汗
アパートの前までしか運んでくれないので、あとは自分で階段を昇り降り運ばないといけません。
暑い中、180キロを運ぶのは骨が折れる。。
車で運んでくれた陶芸店の人に
「注文した粘土なかったから他の粘土もってきたぜ」
なんて言われても驚きません。
注文品が無いのなら来る前に連絡してくれりゃいいのに、なんて言うのは野暮ってもの。
トルコではこんなことにいちいち文句を言ってたら精神が持たないのです。
この際、縁があったと思って新しい粘土に挑戦してみるのもいいですよね。
が、しかし。
これはイカンよ!
袋から開けた粘土、水分飛んでいい具合に乾燥してます。どんな管理してんだ全く。
ナイフではらちがあかないので金槌とスクレイパーを使って小さくブロックにカット。
無駄な労働と吹き出る汗。
粘土のブロックを水につけて柔らかくなるのを待ちます。
無駄な作業を終えた時の達成感、悪くないね。
しかし、この次にはまだ難敵が待っていた。。
お店の人に「サービスだよ」とプレゼントされた白土。
ナイフも通さない強靭ボディ。嫌がらせですか?
ブロックにするのはもう無理と見て、とりあえずふたつに割ることに挑戦。
現在、水を張ったバケツに放置しています。
柔らかい粘土がきちんと届く。
日本って、いいですね。そんなことを思った夏の日でした。
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しっかし、粘土の固さには驚きました。壊した作品を土に戻すときくらいしか、しない作業。あ、忘れてた土が少し見つかった時に、水につけた記憶はあります(汗)
白土は、流石に固くなりすぎて、売れなくなっちゃったのかな(笑)
本当に、腰を痛めないように注意して下さい。
にしても、“無駄な作業をした時の達成感” わかります、わかります!
日々、それの繰り返しです! ^^
180kg の土から出来上がる作品、楽しみにしています。
本当に、180㎏お疲れ様でした。
さすが、トルコ流に逆らわず状況を楽しむTeppeiさんの
タフさに脱帽です。
便利だけどそれが当たり前と思ってしまって、逆にセコセコしてしまう日本の窮屈さも感じます。
(電車が2分遅れてもイライラしているし・・・)
失敗も逆境も、天からのチャンス!と思えば怒らずにすむのですものね。(すばらしい・・・ポジティブシンキング)
この間、信楽用の土でレリーフタイルを作ったのですが、乾燥しちゃったらしくて彫りなおしにぬらすのに時間がかかりました。
ちゃんと、管理しなきゃ!ですね。
バケツの中の白土は、豆腐のようにみえますが・・・(笑)
粘土持ち上げるときは、膝を使うように意識しないといけませんね。
ホント腰に負担掛けないようにしないと。。。
粘土だけいっぱいあって、今は何作ろうか頭空っぽ状態です。
本当はちゃんと苦情を言わないといけないんでしょうけどねえ、今後のことを考えて。
でも苦情を言っても改善しないような気もするし、まあいいやって感じです。
(今まで別件で何度か苦情を言ってきたのですが、右から左に受け流されてきましたので笑)
バケツに入った白土、ホントに豆腐みたいですねえ。あ、冷や奴食べたくなってきた。
これでしょう。
でも白チーズとメロンでラクをちびちびやるのもいいですぞ^^
机いっぱいのウズン・カイス・エルマ・シェフターリンそして
もちろんカルプスにカウン・・
ああ~果物が安いトルコは本当にいいなぁ。
日本は果物が高すぎます。エルマ1個で150円也。
3年程前に嫁さんと日本の実家に帰ったとき、親戚か誰かに箱とリボンで飾られた
メロンを「贈り物」としていただいたのですが、嫁さんは「?」って感じでしたよ(笑)
日本では高級果物でも、トルコではそのエルマ1個の150円にちょっと上乗せしたくらいの
値段で買えてしまうものですからね。
今でも日本の物価を語るときのネタになってます^^
さくらんぼも、佐藤錦など最近はちょっと安くなったものが
出てきましたが、まだまだ一粒いくら?の世界です。
そうそう、昔父がこんなことをいってましたっけ。
メロンを頂いて、子供にメロンという名前を教える時、
近所の人に見栄を張ろうと、”この果物は「マタメロン」というんだよ”と教えたと。
「マタ、メロン」・・・「又、メロン」・・またメロンを食べたと。
トルコならまさに、又メロンですが。