2018年 01月 13日
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ずっと行こう行こうと思っていて行けてなかった、
サバンジュ美術館の「Ai Wei Wei on Porcelain」
今月で終わってしまうので、こりゃいかんと行ってきた。
Ai Wei Wei、アイ・ウェイウェイ、中国の現代美術家です。
日本での知名度ってどうなんでしょう。
トルコではもうずいぶん有名になりましたね。
建築、映像、彫刻といろんな分野で活動しているけど
陶磁器アートを使った社会活動家、という面が僕の周りでは有名です。
一躍有名になったのはやっぱり、2010年に発表された、ヒマワリの種のインスタレーション。
磁器製の無数のヒマワリの種、中国の景徳鎮の人々と共同で制作されました。
景徳鎮って言ったらね、中国磁器の一大産地で僕ら陶芸の世界では有名どころですけど、
陶磁器に興味のある人でない限り普通あまり知りませんよね。
でもこの作品のおかげで、アイ・ウェイウェイとセットで景徳鎮という名も世に知られるようになりました。
ヒマワリの種制作のドキュメンタリーです。
面白いので観てみてください。
今回のサバンジュ美術館での展示作品もほぼ磁器。
アイ・ウェイウェイの歴史を磁器作品で辿っていくような展示会でした。
磁器作品といっても、それのみが作品というわけではなく
その作品を作った背景、それが訴えるメッセージ、その社会性が作品。
だから作品自体を鑑賞するだけではなく、
ちゃんと説明文を読まなきゃ作品の意図するものが分からない。
アルファベットを読むのが嫌いな僕にはなかなか大変な展示会でした。
そういうわけで作品写真を見るだけではあまり意味がないのだけど
せっかく撮ってきたので少し紹介。
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HIROSHI
at 2018-01-16 08:08
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岡本太郎の「芸術は爆発だ!!」を彷彿とさせる感じだなぁ。
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teppeiyama at 2018-01-18 08:31
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HIROSHI
at 2018-01-19 08:20
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太郎の言葉にはたしか、人間の営みの善と悪を内包する、哲学的な意味合いをこの言葉に詰め込んでいると聞いたことがある。フランスで哲学の勉強もした様なので、多分に社会風刺や人間の愚かさも見抜いていたと思う。宗教や政治にも敏感だったらしい。
by teppeiyama
| 2018-01-13 22:35
| 展示会
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Comments(3)