カテゴリ:タイルの仕事( 4 )

今週、イスタンブルで衛生陶器フェアが開催されてます。

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場所はヨーロッパ側の空港のもっと奥、Küçükçekmece湖の先にある
TÜYAP FUAR ve KONGRE MERKEZİってところです。
幕張メッセみたいなとこでしょうか。


週2日のパートタイムとはいえ、タイルのデザインやらされてるし
何となくこの業界に片足のつま先程度つっこんでしまった感もあるので、
一応のぞいておかなきゃなあと、重い腰を上げてフェリーとバスを乗り継ぎ行ってきました。
半分会社命令だけどね。

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会場。広い広い。

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こんな感じに各社ブースに新作の浴槽やら台所やらお手洗い製品を陳列しています。



うちの会社のブース見つけた。

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特に目新しいものは無し。大体いつも会社のショールームで見ているしね。

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光ってる丸いボタンを指で触ると温水(赤LED)冷水(青LED)に切り替わるハイテク洗面台。
日本に普通にありそうです。



他社のブース。

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立体タイル。大理石製でした。
お金持ちさん用でしょうかね。


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エルビス・プレスリー気分に浸れる洗面所。
トルコ人ってたまにこういうぎらぎらしたもの好きな人いますよね。
しかし壁面とタイルに比べて洗面台が普通すぎる気が・・・。


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スポーツカー・ジャグジー。
買う人、いるか?


なんか仕事のヒントにでもなるかなあって思ってたけど、全然そんなことありませんでした。
きれいなコンパニオンさんがいっぱいいたのが救いです。
便器の横にすらりと立つ美人さんってのもなかなか見れないですもんね。



でも入り口に併設展示されていたオスマン時代のハマム用具展は面白かったですよ。

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ハマムで使用されていた蛇口。

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何用かよく分からなかったけど、とりあえず素敵な金色ポット。

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歩きにくそうな細工下駄。

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今日は広い会場を歩き回ってくたくたになりました。
衛生陶器フェア、今週日曜日までです。
とくにおすすめはしませんが、興味のある方はどうぞ。
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タイルのデザインの仕事の話があったとき、最初、

「手書きでいいよ^^」

と言われたのですが、時間と正確さを考えて結局コンピュータ上でやらされてます。

職場のデザイナーさんたちは、AdobeのPhotoshop でちゃっちゃかちゃっちゃかやってるのですが
いかんせん、僕はPhotoshopが苦手。
写真加工はできますけど、Photoshopでイチから絵を描くというのが、どうにもよく分かりません。

学生時代に慣れたソフトでやろうと思って、
職場のMacでIllustratorを立ち上げたら日本語環境ありませんでした。
Illustratorの日本語化ってどうしたらいいんでしょう?

自分で日本語版を買うには値段が高すぎるので、Illustratorに似たフリーソフトを入れました。

d0162815_5102352.jpgこちらそのフリードローイングソフト、Inkscape(インクスケープ)

日本語化簡単にできます。
Illustratorとほぼ同じ感覚で使えるので、今のところこれを使っています。

不満点はそりゃまあいろいろありますが、フリーですからね。
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木曜日から2日間、泊まりでBozüyükというところにあるVitrAの別工場へ研修に行きました。

Bozüyük の位置
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イスタンブルアジア側から高速で車を飛ばして3時間くらいのところにあります。
キュタフィアやエスキシェヒルの近くですね。
ここ一帯は良質の原料が採れるので、陶磁器メーカーが密集してます。

工場ではタイルの生産工程を見学しました。
日本でも学生時代に美濃あたりのタイル工場を見学したので、高圧プレス機など見たことあるんですけどね。
今回は真面目さが違います。ノート持参です。

プレスされたタイルはトンネル式の窯で約1250℃で焼成されるんですが、焼成時間がなんと約30分。
あのそれクッキーじゃないですよね。
常温から1250℃まで上げて、それをまた常温まで下げるのを30分でやってしまうって・・・、
日本の工場でもそんなもんだったっけなあ、どうなんでしょう?

岩肌のようなテクスチャーをコピーして同じように削るマシンなど、見てて面白かったです。
テクノロジーってすごいですね、感心しました。
生産工程が見せられると面白いかなと思ってましたが、写真撮影禁止でした。残念。

敷地が広いので、工場内は車で移動です。
日本だったら東京ドーム○個分とかいう表現するんでしょうね。
トルコ国内に3カ所、あとドイツフランスロシアに同様の工場があるそうです。
それでも生産が追いつかないので工場拡張中とのこと。儲かってんだなあ、この会社。
ここ最近の上客さんは、アラブらしいです。やっぱオイルマネーか^^

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研修が終わったあとの感想は・・・うーん、やっぱり、畑違いの仕事のような気が。。。(汗)
でもやり始めたからにはやらなきゃね。頑張ろ。
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9月から新しい仕事が始まりました。
タイルです。

衛生陶器メーカーのVitrAというところで窯を借りていることは前にも書きましたが
6月頃そこで個展の準備をしている時に、タイルのデザインやってみないか?と勧められました。
僕はそういったデザインの経験があまりないので、最初はう〜んと渋っていたのですが
何ヶ月か試しにやってみなよということで、今月から週2日、VitrAデザイン室に勤務しています。

工房とはうって変わって静かでこぎれいな職場。
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いろんな仕事やったけど、「オフィス」で働くのって初めてかも・・・。


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やっぱりこういうとこって、こういった雑誌が積まれてるんですねえ。典型的光景。


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一丁前にマイデスクをあてがわれました。しかしこんな環境では眠気が・・・。


タイルのデザインって連続模様なんですよね。
ひとつのキャンバスに絵を描くのと違って、連続的なものって難しい。。
それに世の中にはいっぱいデザインがありふれているのに、新しくデザインするのって、、苦悶。

初日、何をやっていいか分からず雑誌をながめ、昼ご飯のあとは眠気と戦いながら適当に絵を描きました。
陶芸工房とは同じ工場内で50mくらいしか離れていないところなので、退屈になったら工房に逃亡^^
やっぱり体を動かす方が好きなんですよね。頭を使うのは苦手・・・。

週に2日はタイルのデザイン、あとの3日は工房でアシスタント、これから毎日工場通いです。
工場の食堂のごはんがとっても美味しいんですよー。
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