2010年 09月 06日
新しい仕事場
タイルです。
衛生陶器メーカーのVitrAというところで窯を借りていることは前にも書きましたが
6月頃そこで個展の準備をしている時に、タイルのデザインやってみないか?と勧められました。
僕はそういったデザインの経験があまりないので、最初はう〜んと渋っていたのですが
何ヶ月か試しにやってみなよということで、今月から週2日、VitrAデザイン室に勤務しています。
工房とはうって変わって静かでこぎれいな職場。
いろんな仕事やったけど、「オフィス」で働くのって初めてかも・・・。
やっぱりこういうとこって、こういった雑誌が積まれてるんですねえ。典型的光景。
一丁前にマイデスクをあてがわれました。しかしこんな環境では眠気が・・・。
タイルのデザインって連続模様なんですよね。
ひとつのキャンバスに絵を描くのと違って、連続的なものって難しい。。
それに世の中にはいっぱいデザインがありふれているのに、新しくデザインするのって、、苦悶。
初日、何をやっていいか分からず雑誌をながめ、昼ご飯のあとは眠気と戦いながら適当に絵を描きました。
陶芸工房とは同じ工場内で50mくらいしか離れていないところなので、退屈になったら工房に逃亡^^
やっぱり体を動かす方が好きなんですよね。頭を使うのは苦手・・・。
週に2日はタイルのデザイン、あとの3日は工房でアシスタント、これから毎日工場通いです。
工場の食堂のごはんがとっても美味しいんですよー。
何だか色々と活動の幅が広がってるね~☆
タイルのデザインとはまた難しそうだけど卒製の時みたいに家紋とか着物の柄なんかを活用して日本の風をトルコタイルに吹き込んでいってもらいたいですな!
ちなみにオレも轆轤はほぼ独学だから苦手です。超苦手です。
そういう意味でも達人の作業を手伝う機会があるってのはラッキーだよなぁ。また日記で経過を教えてくださいな!
こちらは1週間5日間デスクワークです(笑)。
会社側も、新しい風をということで僕を引き入れたんだろうけど
いかんせん二次元は苦手なので苦労してます。
トルコ人の言葉に"Japon Yapar(日本人は、やる)"というのがあるので、
言葉負けしないように勉強中。
>atelierciniciniさん
はじめまして立子さん。ユカリさんから連絡ありましたよ。
イスタンブルでチニやってらっしゃるんですね。お仲間みたいなものです、嬉しいですね。
ミマルシナン大学とはすごい。
僕もぜひお会いしたいと思っていましたので、連絡しますね。
今月はスケジュールが詰まっているので、来月にでもお会いできたら、と思っています。
ブログ拝見しました。チニが何を意味するのか僕も混乱してたので、勉強になりました。
タイルの絵付け素晴らしい!僕は絵付け苦手なのでいつか立子さんに習わなきゃ、ですね。
リンクさせていただきました。これからよろしくお願いします。
> makikoai2005さん
幅が広がるのはいいけど、仕事が中途半端にならないように気をつけなければ、ですね^^
アシスタントの方はある程度知識がある作業なので、慣れるまでは当分の間
デザインの仕事に集中しようかなと思っています。
コメント返信、遅くなって申し訳ありません。
最近はブルグは放置中で、久しぶりにログインしたらずいぶん前にコメントがあって焦ってしまいました。
日本から見ればトルコタイル(トルコ語でçini、チニと言います)は陶芸技法のひとつなのですが、トルコではチニは陶芸とはまた別のジャンルに分けられていて、僕はタイル制作をしているトルコの方とはあまり接点が無いのです。