2010年 09月 25日
キュタヒヤ2日目
会場にはたくさんの人が集まり、キュタヒヤ陶芸並びストゥク・ウスタについて
政界、財界、芸術界(?)からの方々のお話がありました。
午後からは、わが有田からお越しの松尾さんのスピーチもあり、
有田焼について、自身の仕事について、仕事への思いについて話されました。
その後、トプカプ宮殿学芸員のÖmürさん(写真上 テーブル右端)による
有田焼の歴史、現状、文化についての紹介。
自身の有田滞在の経験を元に、とても分かりやすく面白い話をしてくれました。
まったくもって、僕よりも有田のことをきちんとアピールできるトルコ人です。
夕方からは、近くの美術館(なぜか軍の演習場の中・・・)に行きました。
遥か昔、紀元前ギリシャ・ローマ時代の陶器
ここからは現代キュタヒヤ陶芸の絵皿紹介
帆船の絵付け。こちらではよく見かけるメジャーなデザインです。
まさにイスラム的な文様。細かいなあ。
こちらはこれでもかと文様で埋め尽くすのが好きですね。
日本的なあっさりしたデザインはあまり見受けられません。
僕が気に入ったのはこれ。
ごちゃごちゃしててもホッとする絵柄です。青がとっても奇麗ですね。
次回はストゥク・ウスタの工房に伺います。
おお、意外なとこにつながりが。
松尾さんもう日本に帰ってしもうた、、冗談ばっか言うて面白か人やったバイ^^
いつか会うた時はよろしく言うといてね。
>makikoaiさん
ほんとに色がポップですよね。
ちょっと専門的な話ですが、キュタヒヤ陶器は低温で焼成するので
(低温と言っても1000℃ですけどね^^)
一般的な日本の磁器よりも下絵の色が鮮やかに出るんですよ。