Naked Raku ワークショップ Part2
こちらが使用するラク窯。

三段式になっていて、上から順に効率よく作品を取り出せます。
下の段にある炎口部からガスバーナーで焼成、940℃まで温度を上げます。
目標温度に達したら上蓋を取り外し、火ばさみで作品を掴んで・・・

おがくずや新聞紙などの入った缶に投入。

作品の熱で、缶の中のおがくずたちはすぐに燃え上がります。
上からさらにおがくずを振りかけます。
二段目を外した状態。

分かりにくいかもしれませんが、釉薬が溶けてガラス状になっています。
どんどん作品を缶に投入。

時間が命の作業、それに高温のものを扱うのでこの時は場の空気が違います。
ある程度燃やした後、缶に蓋をします。

この閉めっぷり、今日はなんだかカッコいいじゃないかToygan!

フゥ、ひと仕事終えたぜ、って感じのアシスタントのOzhan君。
10近く歳が下なのに、アンタ、渋いよ。
このまま約15分ほど、炭と煙の充満する缶の中で作品を燻します。

煙がくすぶっている様子は、まるで戦場あとみたいな雰囲気。

戦場カメラマンも仕事に熱が入るぜ。

危ないってば。。。
ちなみに今回僕は、ずっと前に作ってほったらかしていた器をもってワークショップに参戦しました。

手順通りに全体に化粧土を塗って

その上から釉薬を塗ります。

外側は試しにニードルで竹を掻き落としてみる。

こんな感じになりました。

内側は細工なし。
この僕の器も一緒に窯に詰めて焼成しています。
さてさて、どうなるのでしょう。。。
次回、作品取り出しです。


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作っているようで本当にお料理教室みたいです。
Teppeiさんの竹の器がどうなるか、ワクワクしてきました。
友達がいつもやってるのでやり方は知っているのですが、なかなか機会がなくて・・・。
日頃電気窯で焼成しているので、こうやって直に炎に触れられるのは楽しいものです。