チャイ貫入

チャイに浸して丸二日、できあがりました。

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チャイ貫入「Japanese Cranes in Flight」


この技法は墨汁でやれば手間もかからず貫入に色が入りますが、
以前、墨が手に入らなかった時に、カップについた茶渋を見てチャイを代用品として試してみたら
好みの仕上がりに出来上がったのでそれ以来チャイで貫入に色入れをしています。


試しに墨とチャイで色づけ比較したものをご紹介。

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これは墨で貫入に色を入れたもの。


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そしてこちらがチャイの煮汁に長く放置したものです。

どちらの出来上がりが好みかは人それぞれ・・・。
でも僕はチャイのぼやっとしたやわらかい雰囲気が好きなんです。
ところどころ色が滲んでアンティークっぽくなるのもGood!
安く大量に茶葉を調達できるトルコならではのやり方でしょうか。
まあ墨が手に入りにくいから、というのもありますけどね〜ハハハ^^





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by teppeiyama | 2011-11-11 04:48 | 陶芸 | Comments(10)
Commented by boncuk*tile at 2011-11-11 12:05 x
チャイ貫入り、凄いですね。
こうやって、色を入れるんですね。
墨もはっきりして、いいですけどトルコで
制作ということで、トルコ仕様はチャイ貫入りですね。
淡い色が、やさしい感じです。
現実的には無理だけど、ウフハンブルとか赤い汁の
でるチャイでやったら赤い貫入りになるのかしら?
面白いですね。
Commented by teppeiyama at 2011-11-12 06:23
面白いでしょ。
チャイの国の人ですからね、材料はなるべく現地調達^^

>ウフハンブルとか赤い汁のでるチャイでやったら・・・
どうなんでしょう、茶葉を使ったものって結局、茶渋が酸化して
茶〜黒っぽい色になりそうな気がしますけどね。

弁柄(酸化鉄)を水で溶いて塗っても赤茶っぽい色が入るみたいですよ。
試してないですけど。
Commented by boncuk*tile at 2011-11-12 09:01 x
なるほど・・・酸化か!
陶芸って意外に化学なんですね。
料理も化学だし、陶芸も化学。
なんか、脳が活性化してビリビリしちゃいそうです。(笑)
(活性化してくれればいいけど・・・(;一_一)
Commented by damla at 2011-11-12 13:33 x
仕上がりが気になってお邪魔しました。

こういうことだったのですね~。
素人の私には、なぜ鶴たちが染まってしまわないのか
さっぱりわからなく不思議ですが、おもしろいです。

「Japanese Cranes in Flight」という名前も素敵です。
母に見せたら、欲しいといいそう・・・。
Commented by Vicugna at 2011-11-12 21:47 x
チャイの貫入、ステキですね!
以前、特上信楽で焼いた作品の真っ白いところに入ってしまった貫入はショックだった記憶が。

ワタシも、ぼんやりしたチャイのアンティーク風な貫入の方が好きです。
Commented by zeytin at 2011-11-13 00:50 x
今回も素敵な貫入がはいりましたね。
私も墨のものよりお茶貫入のほうが好みです。
Commented by teppeiyama at 2011-11-15 00:04
>boncuk*tile
陶芸ってけっこう化学的なことが多いですよね。
焼き物を習っている時、化学や計算式の勉強たくさんやることにびっくりしました。
僕は能が活性化するどころか眠くなってしまします。
でもある程度必要な知識ではあるんですよね、楽しく勉強しましょう!
Commented by teppeiyama at 2011-11-15 00:21
>damlaさん
焼き物って焼成すると成形したときよりも10〜15%くらい縮むんですよね。
粘土と釉薬の収縮率によっては、釉薬に貫入という亀裂が入る場合があるんです。

亀裂のない表面部分はガラスのような状態なので色はつきませんが(そういうわけで白い鶴は
白いまま)亀裂の中には色を染み込ませることができるんですね。
すごくおおざっぱな説明ですが、お分かりいただけたでしょうか^^

>「Japanese Cranes in Flight」という名前も素敵です。
自分でも気に入ってるんですよ、嬉しいなあ。
Commented by teppeiyama at 2011-11-15 00:24
>Vicugnaさん
貫入は貫入でも「これはいい雰囲気!」という貫入と「ショック!」な貫入がありますもんね。
僕も以前、友達に作ったカップに中途半端に貫入が入って困ったことがありました。
Commented by teppeiyama at 2011-11-15 00:35
>zeytinさん
実は前の作品とは釉薬を変えてるんですよ。
前の釉薬、不純物が混ざっていることがあったので(陶芸店の管理の問題?)
今回の釉薬の方は少し色が入りにくかったのでめちゃくちゃチャイを濃くしました。