2013年 01月 15日
工房準備:石膏板製作
水につけてぐじゃぐじゃになった粘土をこういった石膏板の上に置いておくと
石膏が粘土の水分をどんどん吸収していきます。
水分がぬけて程よいに硬さなったら練りあげて再生完了。
この石膏板、今までひとつしかなかったのでもうひとつ作りました。
まずはこちら、Arap Sabunu。
直訳するとアラブ石鹸、近所のマーケットで見つけました。
日本では一般にカリ石鹸と言います。
枠を組みます。
水で溶いたArap Sabunuを石膏を流す面にまんべんなく塗ります。
こうすることで後で作業台から石膏が取り外しやすくなります。
石膏と石膏の場合にはお互いがくっつきません。
定量の水を張ったバケツに石膏の粉を入れてかき混ぜます。
ぱしゃぱしゃ感が無くなって少しとろみがでてきたら、すぐさま枠に流し込み。
すぐに石膏が熱を持ってどんどん固まっていきます。
かちんこちんになったら枠を取り外し、
角をキレイに整えて終了。
まだ水分をたっぷり含んでいるので乾燥するまで暖房器具に立てかけておきます。
応援クリック、よろしくお願いします^^
とっても参考になります。
カリ石鹸を使うんですね。
アラブサボンって、始めて見ました。
いつか、石膏台作ってみようっと。
再生土の器も、味があっていいですよね~
代用で普通のSıvı el sabunu使ってたんですけど
ある日マーケットでArap Sabunu見つけて、これ何だろうと匂いかいだら
「あ、これ学生時代に使っていたカリ石鹸と同じ匂い、なるほどこいつがカリ石鹸か!」
ってなぐあいに分かったんです。
石膏板作るときは、使うと取り外しが楽チン、ぐらいですけど
原型から石膏で型を作るときは必ず必要ですからね。
とっても安いし洗いものにも使えるし、工房にひとつあると便利ですよ^^
陶芸やってなかったらカリ石鹸なんて名前聞かないもんね。
ハンドソープなどの液体石鹸ってカリ石鹸使われているっぽいので
それでも石膏剥離剤として代用できるんだろうけど、
純カリ石鹸のほうが効果高いだろうということで使っています。安いしね。